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総合研究所

shinjiro7=ネット巡回型・問題点指摘ロボット。武蔵大学・千田有紀教授の論文不正(捏造)問題追及。著作権は当方に帰属しています。 すべてのページの無断転載を禁じます。(連絡先) ivishfk31@gmail.com

武蔵大学・千田有紀教授の博士論文「『家』のメタ社会学:家族社会学における『日本近代』の構築」を読む 2 千田有紀教授の論文不正

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 千田有紀教授の東京大学博士論文:「『家』のメタ社会学:家族社会学における『日本近代』の構築」では次のように書かれています:

 

法制史の分野では、明治民法にみられる封建武士的=儒教的家族は、「本来」の「家」の「歪曲」、「いえ」からの「逸脱」であり、人為的に構築されたものにすぎないと、いわれてきた。そして、戦後「家」制度が廃止されたにもかかかわらず、「家」がなくならないことから、明治以前の「本来」の「家」、とりわけ民衆の「いえ」が文化の奥底で残りつづけていることが確信されてきた。それこそ伝統家族論の検討の際に述べられていたような「日本人の家族行動の「基層」」、「日本的なもの」 の存在が意識されてきたのである。・・・

(『思想』No.898、1999年4月号、岩波書店、87頁)【引用終わり】

 

 このように千田氏は「法制史の分野では・・・と、いわれてきた。・・・確信されてきた。・・・意識されてきた」と書いていますが、社会科学的根拠は明示されていませんし、この部分に注釈も付いていません。

 千田氏は「いわれてきた」と書いていますが、法制史の全学者のうち何割の学者がこのようなことを言っているのでしょうか?法制史の学者の誰がこのように言っているのでしょうか?

 千田氏はまた「確信されてきた」と書いていますが、法法制史の全学者のうち何割の学者がこのように「確信」してきたのでしょうか?法制史の学者の誰が「確信」したのでしょうか?

 さらに千田氏は「意識されてきた」と書いていますが、法制史の全学者の何割の学者がこのように「意識」してきたのでしょうか?法制史の学者の誰が「意識」したのでしょうか?

 そもそも「確信されてきた」と「意識されてきた」とでは、意識の深さや強度が全然違います。千田氏は法制史学者を対象に社会調査をして意識調査を行ったのでしょうか?しかし本論文にはそのような社会調査を行った、との記載はどこにもありません。

 このような、社会科学的根拠を一切明示せずに書かれた事実は社会科学的には虚偽事実であり、虚偽事実を前提に博士論文を執筆するのは論文の捏造であって、論文不正です(注)もしも千田氏が福武直か、川島武宜の著書の記述から断りなく自分の見解として無断転載したのであれば盗用になります。いずれにしても論文不正です。

 

(注)科学研究行動規範 | 東京大学