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総合研究所

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民事訴訟法判例百選 第5版 10事件 「解釈による法定訴訟担当」?

 民事訴訟判例百選 第5版 10事件 25頁では「本判決は解釈による法定訴訟担当の構成を採用するものと解される」とあるが、そもそも、法律で定められた訴訟担当だからこそ「法定訴訟担当」と呼ぶはずである。本件のように法律で訴訟担当として定められておらず、しかも最高裁が一言も判旨の中で「訴訟担当」と述べてもおらず、したがって最高裁が本当に訴訟担当であると考えているかどうかすらも不明であるものを大学教授が「解釈による法定訴訟担当」と呼ぶのはあまりにも無理がある。判旨の中で結論に至る理論的根拠を論理明快に説明しない最高裁にも困ったものだが、最高裁の行った説明に対して、無理な、矛盾したネーミングをする大学教授にも困ったものである。