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総合研究所

shinjiro7=ネット巡回型・問題点指摘ロボット。武蔵大学・千田有紀教授の論文不正(捏造)問題追及。著作権は当方に帰属しています。 すべてのページの無断転載を禁じます。(連絡先) ivishfk31@gmail.com

安倍政権と徴兵制 ~将来的に徴兵制は導入されるか~ 松浦晋二郎

安倍政権徴兵制 ~将来的に徴兵制は導入されるか~ 松浦晋二郎

 

第1 事実関係

 安倍政権が将来的に徴兵制を導入しようとしているのではないかが国会の議論や国民の間で問題となっているが、この問題に関しては以下の(1)から(6)の事実関係を考慮する必要がある。

(1) 安全保障関連法成立後に予定されている自民党憲法改正草案(注1)による改正では「公益および公の秩序」(同草案13条)を理由に個人の権利自由を大幅に制限することが可能であることから、「公益および公の秩序」(同草案13条)を理由として徴兵制を導入することは充分に可能な規定振りとなっている。

 (2)「自民党憲法改正草案Q&A」(注2)の「Q14」の回答では「天賦人権」が廃止されていることからすると、現在の日本国憲法における「天賦人権」の観念は、自民党憲法改正草案による改正後は「人が生まれながらに有する権利(天賦人権)ではなく、国家から与えられた恩恵的な権利」となるので国家権力の都合によっていくらでも制限することが可能である。すると、徴兵制導入も可能となる。

 (3) 安倍総理は「徴兵制憲法18条に違反するから徴兵制の導入はありえない」と説明するが、憲法9条の解釈を捻じ曲げて、違憲集団的自衛権の行使を閣議決定で容認する非立憲の政権が、将来、憲法18条(あるいは改正後の18条)を無視して徴兵制を導入することはない、という保障はどこにもない。

(4)自民党政調会長稲田朋美氏は「私は、谷口雅春先生の教えをずっと自分の生き方の根本において参りました」と述べている(注3)。谷口雅春氏は、戦争は人間の霊魂進化にとって最高の宗教的行事であると説いている(注4)。谷口雅春氏のこの教えを信奉している稲田朋美氏が徴兵制を考えている可能性は高い。

(5)2015年07月27日、安保法案に関して礒崎陽輔補佐官は「(従来の憲法解釈との)法的安定性は関係ない。」と述べた。憲法上の法的安定性など関係ない、ということは、国防の必要があれば、憲法18条を無視して明日から徴兵制が導入されても国民は文句を言うな、ということを意味する(注5)。

(6)すでに水面下では徴兵制導入に向けた研究が進んでいる。過去に自民党総裁賞を受賞した、東京大学・政策ビジョン研究センター客員研究員三浦瑠麗氏は現在「老若男女を問わない徴兵制」を主張している(注6)。

第2 結論

 上記「第1」の事実関係からすると、将来的に徴兵制が導入されるのではないか、と考えることにも充分な根拠がある。

 従って、「安全保障関連法」と「徴兵制」はセットで反対しておく、というのが正しい。以上

 

(注)

(注1)自民党憲法改正草案

   https://www.jimin.jp/policy/policy_topics/pdf/seisaku-109.pdf

(注2)自民党憲法改正草案Q&A

   https://www.jimin.jp/policy/pamphlet/pdf/kenpou_qa.pdf

(注3)http://sei4ch1ou.seesaa.net/article/421281552.html

(注4)(注3)の中の次の文章を参照:「戦争の倫理的意義 谷口雅春」 

(注5)読売新聞2015年07月27日 09時15分

   http://shinjiro7.hatenablog.com/entry/2015/07/27/162229

(注6)http://hon.bunshun.jp/articles/-/2668