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総合研究所

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憲法学者・山元一慶應義塾大学教授の矛盾 松浦晋二郎

憲法学者 山元一慶應義塾大学教授の矛盾 松浦晋二郎

 第1 山元一教授の発言

thepage.jp

 

第2 山元一教授の矛盾

 憲法学者の山元一・慶應義塾大学教授は、上記記事において、安保法制の違憲論に対して「違和感を感じる」と述べ、

2ページでは

憲法9条を持つ日本であっても、集団的自衛権を認めることは、将来的には唯一ではないにしても1つの選択肢になるでしょう。」

と述べている。

しかし

2ページの

「もちろん、この法案が可決されれば、自衛隊員そして国民のリスクは高まります。」

という発言と

4ページの

「世界情勢の変化に合わせて国際的な日本の立場を考えることは重要ですが、これと引き換えに『個人の尊重』が犠牲になることは、あってはなりません。」

という発言とは矛盾している。

 

「この法案が可決されれば、自衛隊員そして国民のリスクは高ま」るというのであれば、当然、『個人の尊重』が犠牲になる危険性も高まるのであるから、

憲法9条を持つ日本のもとで集団的自衛権を認めることは、選択肢になりえない」

という結論にならなければおかしい。

 

 おそらく山元教授の頭の中では、この法案が可決されれば自衛隊員そして国民のリスクは高まるが自分だけは大丈夫だ、という発想があるように思われる。「あいつらは死ぬかもしれないが自分だけは大丈夫」というこの手の発想は集団的自衛権行使容認賛成派にしばしば見られる発想であり、たとえば東京大学・政策ビジョン研究センター客員研究員の三浦瑠麗氏などにも見られる発想である(注1)。  以上

 

(注1)

たとえば下記参照。

三浦瑠麗氏「安保法制(5)―パーセプション・ゲームの功罪」を読んで - 松浦社会科学研究所

また三浦瑠麗氏は「老若男女を問わない徴兵制」の導入を主張している。

http://hon.bunshun.jp/articles/-/2668 

この「老若男女を問わない徴兵制」の主張などは、「自分の家族だけは徴兵制で戦争に駆り出されることは絶対にない」「でもあいつらなら徴兵で死んでもいいや」という発想がなければなかなか出てこない発想であろう。