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総合研究所

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「安保法案 東京大学人緊急抗議集会・アピール」実行委員会に賛同署名し、メッセージを書きました。松浦晋二郎

「安保法案 東京大学人緊急抗議集会・アピール」実行委員会に賛同署名し、メッセージを書きました。

http://todaijinshukai.web.fc2.com

https://twitter.com/todaijin_shukai

 

(松浦晋二郎メッセージ)

 安全保障関連法案に断固反対します。その理由は(1)この法案が憲法9条および前文に違反する違憲の法案であること、(2)現行憲法の「付随的違憲審査制」と「統治行為論」のもとでは、裁判所が、国家統治の基本に関する高度な政策判断を含んだ安全保障関連法のような法律に対して違憲判断を下すことはまず、ないこと。つまり安全保障関連法がひとたび法律として成立してしまったら最後、裁判所の違憲法令審査権によって除去することはほとんど不可能になること。(3)安全保障関連法の成立後に待っているものは、個人よりも、国家、公益および公の秩序を最大限に重視する自民党憲法改正草案による憲法改正であり、改正後のこの新憲法のもとでは「公益および公の秩序」を理由に個人の権利自由を大幅に制限することが可能であるとともに、徴兵制の導入も充分可能な規定ぶりになっていること。(4)仮に安全保障関連法が成立し集団的自衛権行使が認められるようになった場合について。たとえば自衛隊が、柳条湖事件において関東軍が使った手口(下記注※)を応用し、米国と意思を通じて、「相手国の、同盟国・米国への攻撃」なるものをでっちあげて相手国と戦争を始めるという形で集団的自衛権を海外で濫用する事態が生じた場合でも、その権利濫用の事実が特定秘密保護法によって特定秘密に指定されてしまえば国民には当該事実が隠蔽される反面、国民はマイナンバー法によって国から徹底的に監視され、上記徴兵制とも合わせれば、結果的に日中戦争以後の全体主義国家が再来すること。以上が理由です。

 

(注※)柳条湖事件において関東軍が使った手口・・・関東軍がみずから南満州鉄道を爆破しておきながら「中国が日本を攻撃してきた」と関東軍がでっち上げ、それを口実に中国軍を攻撃して中国東北地方を占領した例の手口のこと。